ランドセルを購入前に背負うべき理由は?フィッティングよりも重さチェックが重要
目次
- 1ランドセルは背負いやすさや重さを実際に確かめましょう
- 1-1身長や体重に合わせたフィッティングはさほど重要ではない
- 1-2通販でランドセルを購入する際はどうしたらいい?
- 2ランドセルの背負いやすさを確認するポイント5つ
- 2-1肩ベルトが立ち上がっているか
- 2-2背カンは動くか
- 2-3背あてや肩ベルトにクッションが入っているか
- 2-4背中に隙間ができていないか
- 2-5金具などの部品が身体に当たっていないか
- 3アーティファクトのランドセルは背負いやすい工夫がたくさん!
- 3-1フィットちゃん背カンを採用
- 3-2クッションの厚みは従来品と比べて2倍以上
- 4アーティファクトのランドセルは全国のショールームなどで背負えます
お子さんの身体は日々成長しており、ランドセルを購入する前に実際に背負ってみる必要はあるのか疑問に感じる方もいるでしょう。
確かにランドセルを購入してから半年~1年後に入学を迎える場合、フィッティングしたときから身長や肩の位置は変わっていることが多いです。
しかし、購入を検討する際にはぜひ一度、お子さんにランドセルを背負ってみてもらうことをおすすめします。今回はランドセルを購入前に背負うべき理由を、くわしく解説します。
ランドセルは背負いやすさや重さを実際に確かめましょう
お子さんのランドセルはデザインや色、価格帯で選ぶのも重要ですが、6年間毎日背負って通学する際に重さを感じにくいか、無理なく背負えるかもしっかり確認したうえで購入するのがおすすめです。
なぜなら、ランドセルを重いと感じるかどうかは、「背負いやすさ」にあるからです。
現代の小学生は日々、ランドセルにたくさんの教材を詰めて登下校しています。
一般社団法人教科書協会が発行した「教科書発行の現状と課題(2021年度版)」によると、小学生の教科書の全教科のページ数は15年前と比べて約2倍に増えています。当然、教科書の重みも昔に比べて増しているとわかります。
さらに2021年度から本格始動が始まった「GIGAスクール構想」により、1人1台タブレット端末が配布され、家での学習に持ち帰ることもしばしば。小中学校に配布されるタブレット端末で多く導入されている「Chromebook」の重量は、約1~1.5キロあります。
2018年に「教科書の重量化問題」について衆議院で取り上げられた際には、小学1年生から3年生の児童を対象にした調査で平均約7.7キロのランドセルを背負っていることが明らかになりました。
大人でも7.7キロのお子さんをおんぶして長時間歩くのは疲れるのに、平均体重20キロほどの低学年で自分の体重の1/3以上あるランドセルを背負うのは大きな負担です。
今や「ランドセル症候群」と呼ばれる、ランドセルの重さで感じる腰痛や肩こりなどの不調に悩むお子さんが増えているほどで、親御さんにとって注意すべき問題となっています。
ランドセルを購入する際には、第一候補となるメーカーやモデルを決めたら実際に背負って重さを感じにくいかチェックしてみましょう。
その際、本やペットボトルなど7キロ前後のものを入れ、平均の荷物の重さにして背負うと、より実際の使用感がわかりやすくていいですよ。
身長や体重に合わせたフィッティングはさほど重要ではない
お子さんの身体に合わせたフィッティングとしての意味でいうと、入学まで半年以上期間があくなら購入時にランドセルを実際に背負って調整する必要はあまりありません。
5~6歳のお子さんは数か月で身体つきや身長に大きく変化がでることは、めずらしくないからです。
ランドセルは小学1年生から中学校に入る直前までの6年間使うものなので、幅広い体型の変化にあわせて調整できるよう作られていますよ。
フィッティングは入学式の数週間前に身体に合わせて肩ベルトの穴の位置などを確認してあげれば、心配ありません。
のちほど、ランドセルの背負いやすさをチェックするための項目を紹介するので、入学式前や学年が上がるごとにも確認してあげてください。
通販でランドセルを購入する際はどうしたらいい?
最近では、ランドセルメーカーのオンラインサイトや大手通販サイトなどでランドセルを購入する人も増えています。
オンラインでランドセルを購入する場合、オンライン限定商品が販売されていたり、人気のモデルがいち早く手に入ったりとメリットも多いでしょう。
しかし、オンラインで購入する場合は写真や情報だけで判断しなくてはならず、実際に製品の背負いやすさなどを使ってみて確認できません。
それでも、同じメーカーのものが百貨店や量販店に置いてあったり、ランドセルメーカーのものは全国にショールームがあったりするので、可能であれば見て触って確かめたうえでオンラインサイトから購入するのがおすすめですよ。
また、メーカーによっては検討用にオンラインサイトでランドセルの貸し出しを受け付けている場合もあるので利用してみましょう。
ランドセルの背負いやすさを確認するポイント5つ
ランドセルを選ぶ際には、以下のポイントから背負いやすさをチェックしてください。
お子さんが毎日ランドセルを背負うことにストレスを感じないよう、重さを感じない工夫はあるか、身体への負担は軽減されているか、しっかり確認したうえで購入を決めましょう。
肩ベルトが立ち上がっているか
ランドセルを背負う際、とくに負担が集中する肩ベルトは「重み」を感じやすい部分です。
最近のランドセルは肩ベルトを立体的に立ち上がらせ、肩にあわせてフィットするように作られているものがあります。
肩ベルトがしっかり立ち上がっていれば、肩から背中全体でランドセルを受け止め、重心がランドセルの重みで後ろに引っ張られないようにしてくれますよ。
ランドセルの重みに引っ張られにくいことで荷物がたくさん入っていても軽く感じられるので、選ぶ際にはまず条件のひとつとして「肩ベルトが立ち上がっているか」を確認しましょう。
背カンは動くか
肩ベルトとランドセルをつないでいる背カンが可動式かどうかも、チェックしてほしいポイントです。
背カンに可動性があれば、腕を通した時に肩ベルトが開いてお子さんも楽に背負えます。
背あてや肩ベルトにクッションが入っているか
身体に直接ふれる背あてや肩ベルトに厚みのあるクッションがしっかり入っていれば、重さが食い込むことなく負担を減らせます。
また、背あてのクッションの構造が立体的になっていれば、背中にかかる負担も分散されてなおよいでしょう。
長時間、登下校時に重たいランドセルを背負っているとお子さんは汗をかいたり、背中に湿気がたまったりするので、背あてに通気性のある素材や工夫がされていると快適に使えます。
背中に隙間ができていないか
ランドセルを購入した後、入学式の前や成長に応じて、肩ベルトの長さを調整しましょう。
とくに入学前のランドセルを使い始めるときは、肩ベルトが長すぎると背中に隙間ができ、重心が後ろに下がってしまいます。
肩ベルトを背中にぴったりと背あてが密着する長さに調整すれば、安定感が増してランドセルの重みも感じにくいですよ。
進級する際には、身体の成長に応じて肩ベルトが短くなり、腕を通しにくくなっていないか確認してあげてください。
金具などの部品が身体に当たっていないか
ランドセルを背負ったときに、肩ベルトの金具部分などが身体にふれていないかもチェックしましょう。
金具が身体に当たっていると、重みで食い込んで痛くなったり跡になったりすることがあります。
お子さんがランドセルを背負った状態で、たまに一周見回してあげるといいでしょう。
アーティファクトのランドセルは背負いやすい工夫がたくさん!
アーティファクトのランドセルは、お子さんが背負いやすく快適に小学校へ通える工夫が詰まっています。
アーティファクトのランドセルの背負いやすさの秘密を紹介しましょう。
フィットちゃん背カンを採用
アーティファクトのランドセルは背カンに「フィットちゃん背カン」を採用し、肩ベルトが左右別々にスライドするので、お子さんの体系にあわせて楽に背負えます。
肩ベルトも25℃に立ち上がっているので、肩への負担を約50%軽減してくれますよ。
アーティファクトのランドセルはすべて、素材に軽くて丈夫な高品質のクラリーノを使用しており、製品自体も軽量化にこだわりました。
国内のランドセル工場で職人が軽いのに耐久性も追求した製品をひとつひとつ作り上げていますので、6年間安心してお使いいただけますよ。
クッションの厚みは従来品と比べて2倍以上
アーティファクトのランドセルは背あてと肩ベルトに「楽ッション」を取り入れ、厚みがあるクッションで身体に食い込みません。
クッションの厚みは従来品の2倍以上あり、負担を1点に集中させず身体全体で支えられる工夫が施されていますよ。
また、背あて部分は立体的にクッションを入れ、背中にフィットしやすく隙間ができにくい作りになっています。
背あて部分の素材は通気性·透湿性に優れた「エアーフレッシュ」を使用しているので、長時間ランドセルを背負い続けてもムレや熱がこもることなく通学できますよ。
アーティファクトのランドセルは全国のショールームなどで背負えます
アーティファクトのランドセルはオンラインサイトからも注文できますが、全国のフィットちゃんショールームの取扱店で実際に製品の背負い心地を確かめられます。
また、抽選にはなりますが、毎年夏前に「ランドセル試着貸出サービス」も実施していますよ。
「ランドセル試着貸出サービス」の申込みは、オンラインサイトから受け付けています。
高いデザイン性と背負いやすさや機能性にもこだわったアーティファクトのランドセルを、ぜひ実際に手に取ってご覧ください。