お子さまの負担を軽減する機能の秘密
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低学年のお子さまにとっては、重い荷物の入ったランドセルを背負うことで、身体にかかる負担はとても大きいもの。タブレットや教科書が入ると、重さは2〜3kgもアップします。子どもたちの肩への負担を減らし、快適な小学校生活を楽しんでもらうために、アーティファクトはタフで軽いランドセルにこだわりました。
3つの要素で機能的な肩ベルト
荷物をたくさん入れても軽く感じて、大きくなっても背負いやすさが変わらない。機能性に優れるアーティファクトの中でも人気の一番のポイントは、背負いやすさにあります。工夫を凝らした3つの要素がその6年間変わらない快適性を支えているのです。
ソフトで軽い「楽ッション」
ぷにぷにで優しく身体にフィットするアーティファクトのランドセル。その秘密は、肩ベルトにあります。従来品と比べて、肩ベルトのクッションの厚みが2倍以上にアップ。小学3〜6年生に従来品との背負い比べのモニター調査を実施したところ、80%のお子さまが「楽ッションで通学したい」と回答したほど、背負ってみるとその違いは明らかに感じることができます。
また、生地の切断面を生地でくるみこむ技法によって、身体や衣服に負担をかけにくい作りになっています。この縫製の工夫と、肩ベルトのクッション性がアップしたことによって、より軽く感じるようになりました。
「わん曲形状」で身体にぴったりフィット
肩と肩ベルトとの接触する面積を広く取り、わん曲した形状にしたことで身体にやさしく寄り添い、フィット感が向上。より軽く感じられるようになっています。ランドセルの重さを感じにくくするためには、素材の軽量化はもちろんですが、背負いやすさも大切になります。
小学校の6年間は、身体の大きさも見違えるほど変化します。大きくなっても窮屈に感じることのないよう、肩ベルトの幅を従来品より3mm広く、長さを3cm長くしてありますので、卒業までどんなお子さまでも快適に背負うことができます。
背負い心地の一番のポイントになる背カン
肩への負担を50%軽減する「フィットちゃん背カン」
“背負い心地”の一番のポイントとなる、背カンの部分にもアーティファクトはこだわりました。肩ベルトを25゜立ち上げることで、カバンとお子さまの背中との接触面積が10%アップする『フィットちゃん背カン』を採用。これによって、肩への負担が従来品に比べて約50%に軽減されることが、信州大学繊維学部感性工学科の実験結果によって立証されています。
また、お子さまの自然な姿勢を保つ効果もあると考えられているので、カバンの重さが、大切な成長の妨げになることもありません。肩ベルトが左右別々に動く構造になっていることで、ランドセルを背負うときとおろすときの負担が減り、身体が大きくなっても背負いやすさが変わらないというのも、アーティファクトの大きな特徴です。
軽くてしなやかな素材
「クラリーノ®」の“レンコン構造”が軽さの秘密
アーティファクトの全モデルで採用している素材・クラリーノは、天然皮革(動物の皮)の構造をモデルに開発した、高品質な人工皮革です。特殊な合成繊維を三次元に絡み合わせた不織布をベースに作られています。この特殊合成繊維を電子顕微鏡で覗くと、レンコンのように何本もの空洞が見えます。内部に隙間がある分軽くてソフト、そしてしなやかなランドセルになっているのです。質感や耐久性にもとっても優れています。
軽さだけじゃない、快適な背負い心地
アーティファクトのランドセルは「軽さ」だけでなく、「快適さ」も追求しています。通気性・通湿性を計算した構造によって汗を逃し、背中をサラッと快適な状態に保つことで、快適さにつながっているのです。
ムレずに清潔な「エアーフレッシュ®」
子どもたちには、たくさん動いていっぱい汗をかいてほしいけれど、ムレは子どもの肌の敵でもあります。アーティファクトは、お子さまの背中と密着する背当てに通気性・通湿性に優れた「エアーフレッシュ」素材を使用。牛革に比べて圧倒的な通気性が実証されています。暑い夏でもムレにくく、背中を快適で清潔に保ってくれます。
凹凸で空気を逃がす背当て
背あてを凸凹にすることでランドセルと背当てに通気空間が確保され、空気が流れるようにしました。汗をかくことによって発生する水蒸気を外に逃がすことで、ムレを防ぎ、背中の温度上昇を防ぎます。