光るランドセルが人気の理由を解説!お子さんの安全を守るために選ぶ人が増えている
目次
最近は多くのメーカーから「光るランドセル」が販売されています。
光るランドセルはお子さんの安全を守るうえでぜひ重視してほしい機能のひとつです。
光るランドセルはなぜおすすめできるのか、選ぶうえで本当に必要な機能なのかを解説します。
光るランドセルを実際に購入した方の口コミなどもあわせて紹介するので、ぜひご覧ください。
光るランドセルはおすすめ!選ぶべき2つの理由を解説
最近人気のランドセルの機能のひとつとして、「光るランドセル」があります。
光るランドセルとは、ランドセルのかぶせ部分などに反射材を取り入れ、車のライトに反応して光って見える機能を指します。
実際にLEDライトなどが組み込まれて光るわけではないので、お間違えの無いようになさってください。
では、光るランドセルをおすすめする理由もみてみましょう。
光るランドセルの1番の目的は、お子さんの登下校時の安全を守ることです。
光るランドセルを選ぶメリットを、くわしくご紹介します。
1-1.光るランドセルのおすすめポイント①登下校時の安全を守る
小学校が終わってから学童保育へ通ったり、塾や習い事に直接行ってから帰ったりする場合は、通学路が暗くなる時間帯になっているかもしれません。
警察庁の公式サイトによると、「薄暮時」と呼ばれる日没前後の17時~19時に自動車と歩行者の衝突による死亡事故件数が集中しています。
とくに、日没時間が早く17時を過ぎると辺りが暗くなる10月~12月はとくに事故件数が増加します。
上記を厚生労働省のまとめによる学童保育の閉所時間と照らし合わせると、子どもたちの平日の帰宅時間が17時~19時となり、事故が多い時間帯とほぼ合致しています。
帰宅時間が遅くなった場合、黒を基調とした制服で黒いランドセルを背負った男の子などはとくに、ドライバーから気づかれにくいかもしれません。
光るランドセルは暗い通学路でも車のライトに反射して、遠くからでもお子さんの存在をドライバーに知らせてくれます。
また、視界が悪い雨の日でもライトを点けた車に反射するので、朝の登校時も安心です。
1-2.光るランドセルのおすすめポイント②本来のデザインや色を損なわないものも多い
反射材のついたアイテムというと、あまりデザイン性やファッション性を重視していないものをイメージされる方もいるかもしれません。
たしかに安全を重視した反射材はおしゃれが目的ではありませんが、お子さんが毎日楽しい気持ちでランドセルを使えるよう、各ランドセルメーカーでは工夫をしています。
現在では特殊な夜行塗料などを使い、ランドセル本来の色を邪魔しないまま車のライトが当たると反射して光って見えるランドセルも多いです。
また、反射材をデザインの一部として取り入れ、お子さんが好きなモチーフや女の子が喜ぶかわいい飾り模様になっている光るランドセルもありますよ。
登下校時の安全をしっかり守りながら、感性豊かなお子さんのセンスや個性も邪魔しない光るランドセルをぜひ選んであげてください。
2.光るランドセルを実際に使ってみた感想は?光り方もチェック!
光るランドセルはメリットも多いですが、実際にどのように光るのかは実物を見ないとわからない部分でもあります。
また、ランドセルメーカーによってどの部分が光るのか、反射材の取り入れ方なども異なります。
購入を決める際には各地で開催されるランドセル展示会やメーカーのショールームなどに足を運び、確認してみましょう。
2-1.光るランドセルを購入した先輩ママさんのレビューまとめ
光るランドセルを購入すべきか迷っている方は、お子さんの反応や実際に使ってみた感想も気になるでしょう。
光るランドセルを選んだ方々の声をまとめましたので、チェックしてみてください。
お子さんから見た光るランドセルのレビュー
光るランドセルに関する口コミをSNSで調査していくと、親御さんからというより、CMや実物を見てお子さんが「かっこいい!」「ほしい!」と選びたがるケースが多いようです。
- CMを見て子どもが「光るランドセルがいい!」と言っている
- ショールームで光るランドセルを見たら息子の興味が湧いた
- ランドセル展示会で子どもが「光るから」という理由でランドセルを選んでいた
- 青色にこだわる長男。黒いランドセルで青のラインが入ったものが欲しいというので、暗くなると青いラインが光るランドセルを選んだ
多くのお子さんは光る靴や光るおもちゃなどが大好きなので、その延長で光るランドセルが欲しいと感じるようです。
ただし、ランドセル販売員の呟きとして、「光るランドセルを購入後、男の子が目をキラキラさせて『どの電池を買えば光りますか?』と聞いてきて返答に困った」という声もみられました。
お子さんがおもちゃ感覚で光るランドセルを選んでいる場合もあるので、ランドセル自体が光るわけではないという仕組みもしっかり伝えて納得してもらったうえで購入してあげるといいですね。
親御さんから見た光るランドセルのレビュー
親御さんの中には、「大人っぽいデザインや色のランドセルを選んでほしい」という方も多いようです。
光るランドセルには「子どもっぽい」「ダサい」と感じる親御さんの声もいくつか聞かれましたが、お子さんの安全性や安心感を考えると高い評価が得られています。
- 光るランドセルってカッコいいだけじゃなく安心感がある
- 光るランドセルって防犯にも暗い道での安全にも一役買いそう
- そこそこの価格にそこそこの耐久性、高学年の薄暗い帰り道に安全性を高めてくれるから光るランドセルは親としても魅力的
- 光る靴とか光るランドセルとか、子どもが楽しめてなおかつ大人が安心できるの、子ども向けグッズとしてかなり優秀な気がする
SNS上には「光るランドセルが役に立つ暗くなった時間帯に小学生が外を歩いているのはおかしい」という声もありましたが、実際お子さんが高学年になると全曜日6限まで授業があるうえに、委員会やクラブ活動なども入ってきます。
地域や季節にもよりますが、たとえば北海道の日没時間は12月で16時00分~16時10分となっており、小学生の帰宅時間でも十分暗くなることが予想されますよ。
また、九州地方や沖縄県では冬の日の出時刻が7時15分~7時30分近くなることもあり、朝の登校時であってもライトを点けている車は多い可能性もあります。
ドライバーから見た光るランドセルのレビュー
では、実際に自動車を運転しているドライバーから見た光るランドセルの印象はどうでしょうか。
- 光るランドセルは子ども的にも楽しいし、車を運転している側からしてもめちゃめちゃありがたい
- 夕方の黒いランドセルなんて運転手からしたら恐怖。
- 夕方に運転していたら、ランドセルに反射板を貼って歩いている男の子を発見した。ドライバー側もとても助かるし、親御さんの心配りが見えるようであったかい気持ちになった
ドライバーからすると薄暮時の黒いランドセルや暗い道を歩いている子どもは見えにくく、気をつけている人ほど「恐怖」だと感じているようです。
車のライトに反射して光るランドセルは、ドライバーも子どもの存在に気づきやすく事故などの危険を回避できるので「ありがたい」「安心」という声が多く聞かれました。
やはり、光るランドセルはお子さんにとっても、親御さんや自動車を運転する大人からみても必要な機能であるとわかります。
2-2.光るランドセル以外に「光る」工夫をしている声も
光るランドセルに着目しましたが、たとえばどうしても欲しいランドセルが反射材を使っていなかった場合でも、お子さんの安全を守る工夫ができます。
先輩ママさんの口コミをみると、お子さんの好きなかたちに反射シールを切り抜いて貼っているという声や、ランドセルに反射板のついたキーホルダーをぶら下げているという工夫がみられました。
また、ランドセルの劣化防止や防水のためにつけるランドセルカバーに、反射シールなどが取り入れられている商品を選んだという声もあります。
また、光るランドセルを購入した方もさらに安全性を高めるために本体とは違う部分が光るランドセルカバーを買ったり、光るランドセルの機能を損なわずしっかり反射するカバーを選んだりしておくと安心ですよ。
3.光るランドセルを選ぶ際は他の機能にも注目!
ランドセルは光る機能がついている製品を選ぶのがおすすめですが、ランドセル選びの際にはあわせてチェックしていただきたいポイントもいくつかあります。
ランドセルの選び方について、注目していただきたいポイントは以下の4点です。
光るランドセルでなおかつ、上記の4つのポイントにも対応しているものを選ぶと安心して長く使い続けられるので、ぜひ参考にしてください。
3-1.丈夫で軽い材質を選ぶ
ランドセルは丈夫で軽い材質のものを選ぶのがおすすめです。
ランドセルの材質は主に、クラリーノ・牛革・コードバン(馬革)の3種類が主流です。
3種類の材質でもっとも軽いのはクラリーノで、天然皮革に近づけた構造の不織布にポリウレタン樹脂を染み込ませて作る人工皮革なので、丈夫さや耐水性も抜群です。
現在、小学生は大判の教科書だけでなく、1人1台配布されるタブレット端末などもランドセルに入れて持ち運ばなければいけません。
ランドセルそのものの重さをより軽くし、なおかつ6年間の使用に耐えられる耐久性にもこだわる高品質のクラリーノを使った製品を選んであげましょう。
3-2.背負いやすさにこだわる
ランドセルを選ぶ際には、重たい荷物を入れても背負いやすかったり負担軽減にこだわりがあったりする工夫があるかもチェックしましょう。
現代の小学生の中には、ランドセルの重みに小さな身体が耐え切れず起こる身体や精神の不調=「ランドセル症候群」に悩まされるお子さんもいます。
毎日重たい荷物を入れて背負うランドセルは、工夫をしてあげないと子どもたちの身体に大きな影響を与えてしまいます。
たとえば、重みによる負担がかかりやすい肩ベルト部分に厚みのあるクッションが入っていたり、直接背中にあたる背あて部分にフィット感が得られる機能があったりすると、お子さんはランドセルを背負いやすく、重さを感じにくいですよ。
3-3.A4フラットファイルサイズに対応しているか確認する
最近の小学校では資料集などの教材として、「A4フラットファイル」のものを使うこともあります。
2023年モデルの新作ランドセルは、数年前まで主流だった「A4クリアファイル」よりも横のサイズが10mm大きい「A4フラットファイルサイズ」に対応していますよ。
ランドセルのサイズを超えた荷物を無理やり詰め込むと型崩れなどの原因になるので、しっかり荷物が入る大きさのものを選びましょう。
また、新作ランドセルの多くは配布されるタブレット端末を大切に持ち運ぶための機能がついています。
堅牢性が高いタブレット端末専用のスペースや、ランドセルを落とすなどの衝撃も吸収する底クッションなどがついているかもチェックしておきましょう。
3-4.6年間保証があるランドセルを選ぶ
ランドセルはしっかりした材質を選べば、基本的に6年間安心して使用できます。
しかし、体操服を掛けておくフックや前ポケットのファスナー、かぶせ部分の刺しゅうなどの装飾が取れてしまうなど修理が必要になることもあり得ます。
ランドセルを購入するメーカーを選ぶ際には、6年間の保証がしっかりついているかも確認しましょう。
その際、どの範囲までが無料で保証してもらえるのか、修理に出すための方法なども調べておくといいですよ。
ちなみに、国内工場ですべての縫製が行われて生産されたランドセルで、なおかつランドセル工業会の認定を受けた製品にはすべてに「ランドセル認定書」がついており、6年間の保証がついています。
4.アーティファクトのランドセルは安ピカッ標準装備!
アーティファクトでは姉妹ブランドである「フィットちゃん」と同じく、ランドセルに「安ピカッ」を搭載しています。※「Glossy(グロッシー)」を除く
デザインの一部として反射材を取り入れ、通常時は本来のカラーを損ないません。
安ピカッは100メートル先から照らした車のライトにも反射して光るので、早い段階でドライバーにお子さんの存在を知らせてくれます。
また、アーティファクト専用の透明のランドセルカバーも販売しており、「安ピカッ」の光る機能もそのままに雨や傷からランドセルを守ります。
ランドセルカバーは抗菌加工も施されているので、お子さんの安全を守るアイテムとして「安ピカッ」とあわせてぜひお使いください。