そのランドセル本当に安心ですか?最新ランドセルの抗菌機能や6年間保証などを解説!

目次
6年間安心して使い続けられるランドセルを選ぶために、何をチェックすべきかご存知でしょうか?
今回はランドセルを安心・安全にこだわって選ぶためのポイントや、ランドセルを実際に使い始めたときに行っていただきたいお手入れ方法なども解説します。
コロナ共存時代にランドセルの抗菌対策などが気になっている方にも、不安が解消できるアイテムを紹介するので参考にしてください。
安心してランドセルを使うためにチェックしたい6つのこと
お子さまが毎日背負うランドセルを安心して使い続けられるよう、選ぶ際にチェックしておいてほしいことが6つあります。
大切なお子さまを守るために、ぜひ上記のポイントを確認しながらランドセルを選びましょう。
コロナ共存期に抗菌対策があると安心
お子さまが小学校へ通い始める際、幼稚園やこども園と比べて人数や建物の規模も大きくなるので感染症対策や予防に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
ランドセル向けに抗菌素材で作られた専用のランドセルカバーを用意しているメーカーがあります。
アーティファクトでは付属品として抗菌素材のランドセルカバーを販売しており、菌の増殖を抑制してくれる「抗菌加工ビニール」を使用しているので、接触が多いかぶせ部分に取り付ければ安心です。

現行モデルの「A4フラットファイルサイズ」にあわせて作られているのでサイズもピッタリです。また、透明のランドセルカバーになっているので、こだわりが詰まったデザインやカラーを損ないませんよ。
水拭きや中性洗剤OKな素材だと安心
子どもたちがランドセルに入れるのは、教科書や文房具だけではありません。汗や運動場の砂で汚れた体操服、食べ物がついた給食袋、濡れたタオルなどをそのままランドセルに入れて持って帰ってくることがあります。
そもそもランドセルは学校と自宅に荷物を運ぶためのものなので、さまざまなものを入れて帰ってくるのは正しい使い方です。しかし、ランドセルの中が汚れたり湿気がたまったりすると、カビが発生したり汚れがそのままシミになってしまったりする可能性があります。
ランドセルを選ぶ際には、中に湿気がたまらないよう通気性に配慮されているか、もし汚れなどがついても簡単にお手入れができるかを確認しましょう。
たとえば、アーティファクトのランドセルは直接背中にふれる背あて部分に通気性や透湿性が高い「エアーフレッシュ」を使用しています。

空気が通り抜けるスピードはランドセルによく使われる牛革の素材と比べて、約1/150の速さで逃がしていくことが分かっています。
背あてに入れたクッションはあえて凸凹に設計する「ウェービータッチ」仕様で、背中とランドセルの密着を防ぎ、長い通学時間でも湿気がたまらず快適に背負えるよう工夫しています。
また、素材はお手入れ簡単なクラリーノがおすすめです。

雑菌は湿っぽく栄養たっぷりの場所が好きなので、湿気がたまりやすい天然皮革を使ったランドセルは温床になりかねません。
クラリーノは万が一汚れたり水筒の中身がこぼれたりしても簡単に布でお手入れができますし、中性洗剤を薄く伸ばした水を使って水拭きも可能ですよ。
多機能なフックもあると安心
ランドセルのサイドには、体操服や給食袋をぶら下げるためのフックがついています。荷物が多くなったとき、フックが付いていれば両手が空いて安心ですよ。
ただし、場合によっては便利なフックが危険を招くことがあります。木や車などにぶら下げた体操服などが引っかかってしまったとき、首が締まったりそのまま巻き込まれたりする可能性があるからです。
メーカーによってはある程度の重みがフックにかかると、外れるよう工夫されています。万が一の際にお子さまの安全を守るため、フックが外れるようになっているか確認しましょう。

また、不審者などに出会ってしまったときに助けになる防犯用のブザーが肩ベルトに取り付けられるランドセルも増えています。防犯ブザーを取り付けるためのフックはいざというとき手が届きやすい場所にあるかも、チェックしておきましょう。
もし、共働きのご家庭などでお子さまに自宅の鍵を持たせる場合は、鍵用のフックがランドセルの内ポケットなどにあるかを確認しておくと安心です。ランドセルに直接つなげられる鍵用フックがついていれば、鍵の紛失や盗難も防ぎやすいですよ。
ランドセルの中身が出ないオートロック錠だと安心
ランドセルに教科書などを入れたら、かぶせと荷物を入れた大マチ部分をつなげるロックを閉めますが、学校に遅れそうな時など急いでいるとついつい閉め忘れてしまうお子さまもいます。
ランドセルのロックは閉め忘れ防止のために自然に閉じる「オートロック錠」になっているものを選ぶと、中身が出てしまう心配もありません。

ランドセルの閉めやすさもチェックしておいてあげると、あわてんぼうなお子さまも安心して行動できます。
暗い登下校も光る反射材付きだと安心
暗い登下校も光る反射材付きだと安心通学路が暗くなる時間帯に車のライトに反射して光る反射材がランドセルついていると、ドライバーにも気づかれやすくて安心です。

反射材の取り入れ方も各メーカーそれぞれで、明るい時間帯には本来のデザインや色に干渉しないよう目立たなくなっているランドセルがほとんどです。
とくに学童保育に通う予定のお子さまや、高学年になってクラブなどで下校が遅くなる場合など、辺りが暗くなっても無事自宅へ帰れるようお守り代わりに反射材のついたランドセルを選んでください。
6年間しっかり保証があると安心
ランドセルは6年間の長期にわたって使うものなので、万が一途中で大きな傷がついたり、金具類が壊れてしまったりしたときに修理が受けられると安心です。
ランドセルを購入したメーカーなどでしっかり保証が受けられるかは、「ランドセル認定証」がついているかで確かめましょう。「ランドセル認定証」は国内生産で確かな技術により基準を十分に満たして作られた製品にのみつけられます。
「ランドセル認定証」がついている製品は、必ず製造したメーカーで6年間保証に対応してもらえるので、購入する際には必ず確認しましょう。
ランドセルのお手入れもこまめにしておくと安心
ランドセルを使い始めても、卒業するまで綺麗な状態で大切に使い続けられるよう、お手入れをこまめに行っておきましょう。
ランドセルは雨や雪の中でもお子さまの荷物を守り、多少雑に扱っても壊れたりしないよう丈夫に作られています。しかし、毎日のひと手間で大事なランドセルをさらに美しく保てますよ。
雨などで濡れたらすぐに乾いた布で拭き取ろう
お子さまが雨や雪の中下校してきたら、濡れたランドセルを乾いた布などでさっきと拭き取りましょう。牛革やコードバンなどの天然皮革のランドセルは、水に濡れたままにするとひび割れたり革が固くなってしまったりと劣化する可能性があります。
また、ランドセルの中でもとくに防水性が高いクラリーノは、軽く拭くだけで汚れも水分も十分取れます。防水スプレーなどは使わなくてもいいでしょう。逆に防水スプレーの成分がランドセルの表面に残って染みになったり、変色や色落ちの原因になったりすることもあるので注意してください。
ランドセルカバーは定期的に外そう
ランドセルにカバーを付けておけば傷や汚れから守ってくれますが、ずっとそのままつけっぱなしにしておくのはおすすめできません。ランドセルカバーのビニールなどの素材がかぶせ部分にくっついて、外す時に傷や汚れになってしまうこともあるからです。
また、ランドセルカバーを外さずにそのまま使い続けていると、登下校中の雨などで湿気がたまり、カビなどが発生することもあります。ランドセルカバーは週末などに取り外して、中を乾いた布で拭くなどしておくといいでしょう。
匂いが気になるときは重曹が役立つ
ランドセル内部の匂いが気になったときは、洗濯やお掃除用の重曹をお茶パックやガーゼなどに包んでランドセルの中に入れてみましょう。そのまま、ランドセルがすっぽり入るゴミ袋に入れて口を締め、密封するとさらに効果的です。
重曹は嫌な匂いを吸着してくれる効果があるので、一晩置いておけばランドセルの匂いもすっきり取れるでしょう。
また、鉛筆など文房具の汚れがついたときは、消しゴムで優しく削ってみると綺麗に取れることがあります。メラミンスポンジに水を含ませてこすると、しつこい汚れも落ちるという裏技もありますよ。
ただし、消しゴムやメラミンスポンジで汚れを落としても問題ないのは、耐久性が高いクラリーノだけです。牛革やコードバンはさらに傷がついてしまう可能性もあるため避けましょう。
また、クラリーノであってもゴシゴシこするのではなく、優しくゆっくりと汚れを取るようにしてください。
ランドセルを6年間安心して使うためにしっかり選ぼう!
今回はランドセルを安心して選ぶための6つのチェックポイントをご紹介しました。
大切なお子さまが使うランドセルだから、安心面にも十分注意して選んであげましょう
また、ランドセルを最後まで大事に使い続けるために、雨などで濡れたら布拭きをするなど、日々のお手入れにも気を使うとより安心ですよ。