【2022年度】選ぶべきランドセルの相場は?人気の価格帯や値段の違いを比較
目次
- 1ランドセルの相場と人気の価格帯|65,000円以上がもっとも多い
- 1-1ランドセルの平均相場は上昇中!その理由は?
- 1-2価格より色やデザインを重視する人が多い
- 1-3ランドセルの品質が上がっている
- 1-4少子化で子どもにかけられる予算が増えた
- 1-5祖父母がプレゼントする風習が広まっている
- 1-6みんなと違うランドセルを選びたいという人も増えている
- 2ランドセルの価格帯で何が違う?金額ごとに特徴を解説
- 2-11~2万円台のランドセル
- 2-22~4万円台のランドセル
- 2-35~10万円台のランドセル
- 2-410万円以上のランドセル
- 3アーティファクトのランドセルは6万円台の価格帯で高いデザイン性が人気!
- 3-1ランドセル職人が丁寧に手作りしているから6年間安心して使える
- 3-2全製品に高品質のクラリーノを使用
- 3-3「後ろ姿に、感性を。」をコンセプトに多様な個性を引き立たせるデザイン
- 4ランドセルは価格と品質のバランスを重視して選びましょう
ランドセル選びに力を入れる人が増えた「ラン活時代」に、ランドセルの価格は1万円台の低価格から10万円超えの高級志向ラインまで大きく差ができています。
価格を重視しつつ、満足度も高く質のいいランドセルを手に入れるには、どれくらいの価格帯を選ぶと安心なのか気になる方も多いでしょう。
今回は最新のランドセルの購入価格の平均相場や、価格帯ごとにどんな特徴があるのか、値段の違いは何かくわしく解説していきます。ランドセルの相場が気になる方はぜひ参考にしてください。
ランドセルの相場と人気の価格帯|65,000円以上がもっとも多い
まずは2021年度入学児童の保護者を対象に、ランドセル工業会が行ったアンケート調査から平均相場をご紹介します。
引用:ランドセル工業会
ランドセルの購入価格の平均相場は、55,339円でした。
ただし、ランドセルの価格は安いもので1万円台から購入できますし、高いものは10万円以上と差が大きいのも特徴です。安いランドセルと高いランドセルの価格をすべて含めて平均を出すと55,000円が相場でしたが、実際に購入した人が多い価格帯は65,000円以上です。
ランドセルの平均相場は上昇中!その理由は?
ランドセルの価格ですが、その平均相場は年々上昇しています。
ランドセル工業会の公式サイトによると、ランドセルの平均相場は時代によって以下のとおり変化しています。
約10年でランドセルの平均相場は2万円以上高くなっており、2021年度も65,000円以上のランドセルが価格帯では1番人気だったことにも購入価格の高騰は表れているといえるでしょう。
ランドセルの価格が年々上昇している主な理由としては、以下の5つの点が挙げられます。
- 価格より色やデザインを重視する人が多い
- 少子化で子どもにかけられる予算が増えた
- 祖父母がプレゼントする風習が広まっている
- ランドセルの品質が上がっている
- 人と違うランドセルを選びたいという人も増えている
では、具体的にランドセルの相場が上がったポイントを紐解いていきましょう。
価格より色やデザインを重視する人が多い
最近の傾向として、ランドセル選びは価格よりも色やデザインを重視して決めるという人が増えています。
ランドセル工業会のアンケート調査でも、ランドセルの決め手となったのはお子さんの好きな色やデザインが気に入ったという理由が上位にきていますよ。
今や、ランドセルの色も必ずしも男の子は黒、女の子は赤という時代ではありません。カラフルなランドセルがメジャーになってきており、2021年度の女の子の人気No.1カラーは赤を制して「紫・薄紫」がトップでした。
選択肢が増えたことで、親御さんもお子さんも選ぶ楽しみが増え、色やデザインにこだわれば価格が高くなることも仕方がないと割り切る方が増えたのでしょう。
ランドセルの品質が上がっている
小学校の教育方針や学習の仕方も、時代とともに大きく変わっています。2011年から「脱ゆとり教育」が始まった影響で、教科書や資料集が大判になるなど、ランドセルに入れる教材のサイズにも変化が現れました。
あわせて、ランドセルのサイズも年々大きくなり、現在ではA4のプリントやファイルも十分に入る「A4フラットファイルサイズ」が主流になっています。
また、2021年度からは児童1人に1台ずつタブレット端末を配布する「GIGAスクール構想」が本格化しており、ランドセルも最新モデルはデジタル教材に対応して耐久性を高めたり、底板をクッション化したりと改良されています。
当然、ランドセルに使われる生地や部品も増え、品質も上がったことで材料費が高騰し販売価格自体が上がっていますよ。
少子化で子どもにかけられる予算が増えた
ランドセルの相場が上がっている理由として、各家庭で子どもの数が減っていることにより、ランドセルの購入予算として割り当てられる金額自体があがっているという面もあります。
また、ランドセルを吟味してより良いものを購入する「ラン活」の過熱化で、あまりに安いランドセルを購入するのは恥ずかしいという人や、ママ友にどこのメーカーか言えないようなものは選べないという声も。
お子さんの貴重な6年間に寄り添うランドセルだからこそ、いいものを選んであげたいという親御さんが多いことが分かります。
祖父母がプレゼントする風習が広まっている
ランドセルをどなたが購入するかも、ランドセルの購入価格に反映されているようです。
ランドセル工業会のアンケートを参考にランドセルの支払者の割合を見てみると、祖父母が購入するというパターンが父方・母方あわせて53%と半数を超えていますよ。
「ランドセルはおじいちゃんおばあちゃんが購入するもの」というイメージが浸透しつつあり、金銭的にも余裕のある祖父母世代が、孫に「より良い物を」と金額にこだわらずに支払ってくれる家庭もあるようです。
みんなと違うランドセルを選びたいという人も増えている
ひと昔前まではカラーバリエーションも少なく、ランドセルに刺繍やラインストーンがついていたり、2色展開のバイカラーになっていたりといったデザインも考えられませんでした。
しかし、今やアパレルやスポーツブランドがランドセルとのコラボに乗り出したり、工房系と呼ばれる鞄専門店のオリジナルランドセルが話題を呼んだりと、お子さんそれぞれの個性や感性にあわせて豊富なデザインやカラーが選べるようになっています。
何の疑問もなく「みんなと同じランドセル」を選ぶ時代から、今は「人とはちょっと違うランドセル」を選びたい方も増えており、結果的に多少高くても量産型のランドセルとは違う、人とかぶらないデザインや高級感のあるものを購入する傾向にあるようです。
ランドセルの価格帯で何が違う?金額ごとに特徴を解説
ランドセルの平均相場は上がっているとはいえ、購入しようと思えば1万円台から手に入ってしまうのも事実です。
ランドセルは金額によって何が違うのか、安いランドセルを購入するのは問題ないのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
まずは、ランドセルの価格ごとの違いを一覧表にまとめましたのでご覧ください。
ランドセルの価格は、主に素材と生産地で差がつきます。
とくに1万円台のランドセルは海外で生産や組み立てをすることでコストを抑えており、2~4万円台のランドセルはもちろん全行程を国内で行うものもありますが、部品はすべて海外生産で仕入れ、組み立てだけを日本で行うものもあります。
また、素材は背負ったときの重みや耐久性にも大いに関係してくるので、できれば高品質のクラリーノや天然皮革のものを選んであげてください。
結論として、ランドセルを6年間安心して利用するためにおすすめしたい価格帯は50,000円以上です。
では、さらにくわしくランドセルの金額ごとに特徴を解説していきます。
1~2万円台のランドセル
1~2万円台のランドセルは主に、通販や量販店などで購入できます。
生産地が海外だったり、通販限定販売で販売コストを抑えていたりと金額が安い理由はさまざまですが、万が一の際に6年間保証がしっかり受けられるか、素材の耐久性は問題ないかの確認は欠かせません。
ランドセルにはランドセル工業会が定める規定をクリアした製品に認定証が与えられますが、ランドセル認定証のついたものは必ず6年間の保証が約束されます。
ランドセル工業会の定める規定とは、以下の5つすべての項目を満たしている優良な製品を指しますよ。
- すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの
- 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの
- 素材は皮革又は人工皮革とする
- 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの
- サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること
1~2万円台のランドセルを選ぼうか迷っている方は、ランドセル認定証がついているものを探してみることをおすすめします。
2~4万円台のランドセル
2~4万円台のランドセルは、大手メーカーのアウトレットコーナーや大手ショッピングモールなどの量販店で購入できます。
もともと5万円台以上の製品が型落ちとなって安く販売されていることもあるので、国内生産のものも多く、素材などもしっかりしていることがありますよ。価格をまず優先しながら、ある程度よいものを選びたいなら購入を検討したい価格帯といえるでしょう。
ただし、型落ちモデルや長くデザインや機能が変化していないランドセルを選ぶと、最新モデルのようにA4フラットファイルサイズやデジタル教材対応になっていない可能性があります。
また、ランドセル認定証もしっかりついているかチェックしてくださいね。
5~10万円台のランドセル
5~10万円台は有名ランドセルメーカーや工房系ランドセルの中から、デザインや色などの希望を重視して選べる価格帯です。
国内で一つ一つ丁寧に縫製や組み立てが行われ、素材も機能性が高い高品質のクラリーノや天然皮革が選べます。
ラン活で各メーカーをじっくり比較して選びたい親御さんには、もっとも人気の高い価格帯といえます。
10万円以上のランドセル
10万円を超えるランドセルは、ブランドとのコラボモデルや限定デザイン品など、ほかのお子さんとは違ったものを選びたい方に人気の価格帯です。
素材には高品質のクラリーノのほか、最高級の牛革やコードバンを使ったものなどもあり、天然の革にこだわりたい方は注目したいラインでしょう。
ただし、 この価格帯は高いからといって「機能性が良い」というより、ブランドとしての「プレミア感」や「こだわり」が金額に反映している部分もあります。
10万円以上の金額を出すに値するポイントが十分にあるのか、しっかりと検討したうえでの購入をおすすめします。
アーティファクトのランドセルは6万円台の価格帯で高いデザイン性が人気!
アーティファクトのランドセルはモデルによって、66,000円と69,300円の価格にわかれています。
もっとも購入する人が多い6万円以上の価格帯での展開で、大手メーカーや工房系と比較しながら検討する方も多いでしょう。
アーティファクトのランドセルは主に、以下の特徴を備えています。
- ランドセル職人が丁寧に手作りしているから6年間安心して使える
- 全製品に高品質のクラリーノを使用
- 「後ろ姿に、感性を。」をコンセプトに多様な個性を引き立たせるデザイン
高品質で自信をもってお届けできるアーティファクトのランドセルについて、紹介していきます。
ランドセル職人が丁寧に手作りしているから6年間安心して使える
アーティファクトのランドセルは、富山県にある国内最大級のランドセル工場で熟練の職人たちが、ひとつひとつ丁寧に製造しています。
アーティファクトのランドセルは一般的なランドセルに必ずある「鋲」が表に出ていないのも大きな特徴で、職人の高い技術力の賜物です。
鋲はランドセルのかぶせと金具部分をつなげるための重要な部品ですが、かぶせの表面に金具が出てしまうので自由度の高いデザインを重視したアーティファクトでは鋲をどうにか出さずに加工できないか、試行錯誤を繰り返しました。
デザイナーと職人が何度も検討や試作を重ねて、丈夫さや機能はそのままに独創的なデザインを実現したのです。
また、背面やポケットのサイド、底面などにプレートや芯材を入れて変形を防ぐ「大マチ三方強力補強」や「トリプルガード」、荷物の取り出し口や底面の角など傷みやすい部分の「W補強」など、耐久性にもこだわって作っているので、お子さんが6年間使うランドセルをしっかりとサポートします。
全製品に高品質のクラリーノを使用
アーティファクトのランドセルは全てに高品質のクラリーノを使用しています。光沢感やデザインなど、モデルにあわせてより美しくみせられるクラリーノを選んでいますよ。
クラリーノは耐久性や耐水性に富み、汚れても軽く水拭きできるなどお手入れがしやすいのが特徴です。
牛革やコードバンに比べて軽さもあるので背負いやすく、毎日の登下校時に負担を軽減できるのがクラリーノの良さです。
「後ろ姿に、感性を。」をコンセプトに多様な個性を引き立たせるデザイン
アーティファクトのコンセプトは、「後ろ姿に、感性を」。
一人一人の個性やかけがえのない感性を大切にしたデザインで、みんなとはひと味違うおしゃれなランドセルを選びたい方にもおすすめです。
高学年になってもお子さんが気に入って使い続けられるように、シンプルでミニマム、かつ芸術品のような造形美を演出した唯一無二のランドセルをぜひお手に取ってご覧ください。
ランドセルは価格と品質のバランスを重視して選びましょう
最新のランドセルの平均購入価格は、55,339円でした。
しかし、ランドセルの価格には大きな差があるので、人気の価格帯は65,000円以上とある程度高額な製品を購入している人が多いのが最近の傾向です。
ランドセルは金額ももちろん大切ですが、6年間の保証や素材、耐久性などもしっかりチェックしたうえで、安心してお使いいただけるものを選んでください。
アーティファクトのランドセルは6万円台で7つのモデル全20色をラインナップしており、デザイン性や耐久性の高い製品を丁寧に手作りしていますので、ぜひショールームや商品ページでご覧ください。