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ランドセル置き場はどこが正解?我が家でも試せる収納方法3選

小学校に入学してお子さんの帰宅後の行動パターンが固まってきたら、ランドセルの置き場を考えてみましょう。

入学前に決めておいたランドセル置き場にきちんと収納できているなら問題ありませんが、実際小学校に通い出すと床に置きっぱなしになっていたりあらかじめ決めた場所に置いてくれなかったりすることもめずらしくありません。

お子さんが決まった場所にランドセルを置いてくれないのには、ほとんどの場合理由があります。

とくに、ランドセル置き場がお子さんの帰宅後の動線上にないということが大きな原因として挙げられるでしょう。

この記事ではランドセルをしっかり収納するための置き場を選ぶポイントや、ぜひ試してほしい収納テクニックなどの情報を紹介していきます。

子供が自分で整理整頓ができるよう習慣付けたいとお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。

ランドセルの置き場に子供が毎日片付けられる3か条

小学生になる上で入学用品の一つとして用意するランドセルですが、ある程度サイズもあり折り畳んだりもできないので置き場所が必要です。

入学前にランドセルがご自宅に届いたら、あらかじめお子さんと下校後どこに片付けるか決めている方は多いでしょう。

しかし、実際に小学校へ通い出してしばらく経ったら、お子さんが約束通り決められた場所にランドセルを片付けてくれていないと困っているパパやママの声もよく耳にします。

子供が自分でしっかり毎日同じ場所に置けているのなら、あらかじめ決めたランドセルの置き場所はお子さんにとって片付けやすい「正解」の場所だったということになります。

もし、ランドセルが決めた場所とは違う部屋や床の上にいつも置きっぱなしになっているのなら、きっとお子さんにとっては片付けにくいのかもしれませんよ。

お子さんが毎日ちゃんと自分で決められた場所にランドセルを片付けられるように、置き場を決めるときは以下の3か条をすべて満たすよう工夫してみましょう。

上記の3つを押さえておけば、ランドセルがいつも定位置に片付けられるうえに、日々の忘れ物も減らせるかもしれません。

ランドセルの置き場所を決めるポイントをくわしく解説していくので、参考にしてみてください。

帰宅後の動線上に置く

お子さんが学校から帰ってきたら、着替えるよりもくつろぐよりもまず、ランドセルを肩から降ろすのではないでしょうか。

お子さんが帰ってすぐにランドセルを肩から降ろして、そのまま置き場所に持ってこられたらベストです。

そのためには、帰ってすぐに向かう場所にランドセルの置き場所を定めておくといいかもしれません。

たとえば、帰ってすぐに行かないのに子供部屋にランドセルラックなどを置いても、結局玄関やリビングに放置されてしまいます。

いつもランドセルが置きっぱなしになっている場所がお子さんにとって一番置きやすい場所であると理解し、可能であれば帰宅後の動線上に置き場を作ってあげるといいでしょう。

さらに、ランドセルを置いたらお子さんは次に何をしているのかを観察し、帽子を脱いだり上着を脱いだりするならランドセル置き場の近くに上着掛け用のハンガーや帽子掛けをセットにして置いておくと順番に片付けやすくなります。

明日の用意がしやすい場所に置く

ランドセルは帰ってすぐに一旦片付けても、筆箱の中身や時間割合わせなど、明日の用意をするためにもう一度出さなければいけません。

ランドセル置き場と教科書や鉛筆削りなどがおいてある場所が遠いと、結局そこまでランドセルを持ち運ぶ必要があり、次は明日の準備をしていた場所に置きっぱなしになることもありますよ。

ランドセル置き場はお子さんの動線上にあって、なおかつ明日の用意がしやすい場所に定めましょう。

基本的にポンと置くだけで片付く

ランドセルを置いておく場所として、蓋がついていたり扉がついていたりする棚やボックスを用意すれば、見た目的にもすっきりして良いと感じる方もいらっしゃるでしょう。

大人なら片付けたい気持ちが先立って億劫に感じませんが、子どもにとっては扉の開け閉めなどのちょっとした手間が面倒になってしまいます。

結果的に、子どもは床や机、椅子の上などにランドセルをぽんと置くだけで次の行動に移ろうとしてしまうのが普通です。

基本的にランドセルは置くだけで片付けができる収納方法を考えてあげると、面倒くさがらずに毎日同じ場所に置いてくれるでしょう。

ランドセル置き場としておすすめの収納方法

ランドセルを収納する場所として、ランドセルラックやポールタイプのランドセル掛けなどの家具が販売されています。

また、学習机には横にランドセルをかけておくためのフックがついていることも多いです。

ただし、ランドセルをどこにどのように収納するかは、置き場をどこにするかによっておすすめの方法が変わりますよ。

お子さんの動線を考えながらどの部屋に置き場を定めるのがベストか決めたうえで、家具などの購入を検討しましょう。

先輩ママのアイデアや片付けのコツも交えながら、くわしく紹介していきます。

リビング学習派には収納力のあるランドセルラックがおすすめ

一人で宿題をするのが難しい低学年のお子さんや親御さんの目の届く範囲で勉強をしてほしいとお考えのご家庭には、今流行りのリビング学習がおすすめです。

東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授が著書「東大脳の育て方」で述べているとおり、東京大学に入学した生徒の83%が家族の集うリビングの近くで学習していたとのデータもあります。

親御さんの目が届くリビングやキッチンの周りで勉強をするなら、近くにランドセルを置いておくのがいいでしょう。

家に戻ったお子さんがまず入る部屋がご家族のいるリビングなら、動線的にもベストな置き場所です。

リビングにランドセルを置いておけば、ランドセルを片付けて一休みした後でもすぐに宿題を出して取り掛かれます。

ただし、ランドセルだけリビングにおいて学用品はこども部屋など別の場所にある場合は、結局ランドセルを持ち運んだり明日の準備をしたりすることが面倒くさく感じ、なかなか整理ができない可能性があります。

お子さんがスムーズに一連の流れが同じ場所でできるよう、教科書や鉛筆削りなど明日の用意に必要な道具一式もまとめておくといいでしょう。

つまり、ランドセルや勉強道具を一緒に収納しておけるランドセルラックやワゴンをリビングに設置するのがおすすめです。

大手家具店や通販サイトではさまざまなランドセルラックが販売されているので、リビングのインテリアにもあったものやシンプルでおしゃれな製品がきっと見つかりますよ。

また、リビング学習を実践している先輩ママの口コミを見ると、リビングの壁やキッチンのカウンターに向かう形で幅広の木の板を取り付け、お子さん専用の勉強スペースをDIYしている方も多いようです。

自作の机の下にニトリなどで買った衣装ケースを入れたり、上に100円ショップなどの収納用ケースを置いたりすれば、文房具も入れられる引き出し替わりになります。

また、横にカラーボックスを置いて本棚替わりに教科書などの収納に利用している方や、キャスターが付いたワゴンをランドセルや学用品置き場に使っているご家族もあります。

ランドセルと学用品を収納するスペースが一体となっていれば効率も良く、忘れ物の防止にも繋がるのでポイントとして押さえておきましょう。

子供部屋で勉強できるなら学習机周りに収納がおすすめ

自分専用の子供部屋があって勉強を一人でできるお子さんなら、教科書などが置かれている学習机の周りでランドセルの収納スペースをつくるのがベストです。

学習机の近くにランドセルがあれば、宿題や筆箱もすぐに取り出せて勉強がしやすいでしょう。

多くの学習机にはサイドに専用のフックがありますし、学習机の椅子の下にランドセルなどを置いておける収納スペースが用意されているものもあります。

明日の準備をするためのものがすべて揃っている学習机の近くに置くのなら収納力は十分なので、ランドセルだけ入れておけるコンパクトなボックスやカゴを使って置き場所にしても問題ありません。

別でボックスや収納用のケースを設置する際も、ランドセルは置くだけですぐ片付けられるよう工夫しましょう。

子育て中の方のアイデアを参考にしてみると、おもちゃや学用品で乱雑になりやすいこども部屋にスタッキングシェルフを置いて簡単に整理できるようにし、上にランドセルを置くという方法がおしゃれでスッキリと見せられると好評です。

また、天井と床をつなぐ頑丈な突っ張り棒を2本設置し、上には制服や上着をハンガーで掛けたり、下には収納用のケースやランドセルを置ける板を取り付けたりしている方もいます。

面倒な手間もなくランドセルを置くだけで片付けられて、お部屋もきれいになる工夫を考えてみましょう。

省スペース重視なら壁掛けやカラーボックスの活用もおすすめ

もしリビングにスペースがない場合や子ども専用の部屋を作らないなら、玄関の壁にランドセルを掛けるフックを取り付けたり、ポールタイプのランドセルかけを使ってみたりしてもいいでしょう。

ポールタイプのランドセル掛けなら、帽子やサブバックもそのままランドセルと一緒に置いておけるので便利です。

ただし、教科書など明日の準備をするためのものが近くにない場合、結局ランドセルを移動させてしまう可能性もあります。

そんな時は、スペースにあわせてサイズを選べるカラーボックスを活用して、ランドセルや学用品をまとめておける場所を玄関近くに作ってあげるのも効果的ですよ。

カラーボックスの上にカゴを取り付けたり、一番下の部分にだけ扉をつけて教科書をしまったりなど、お子さんが使いやすいようにDIYをすれば世界で一つだけのランドセル置き場になります。

小学生のお子さんをお持ちの方からは、ランドセルを掛けられるポールハンガーとマチの大きな洗濯カゴを組み合わせて、カゴの中に学校で必要なものを入れられるスペースを設けたアイデアもありました。

お子さんも手作りのランドセル置き場なら、毎日ちゃんと片付けるようになるかもしれません。

ランドセル置き場を考えるうえでの注意点

お子さんのランドセル置き場を考えるうえで、以下の注意点も踏まえたうえで決めておくと親御さんも安心です。

ランドセルそのものを大切に使い続けるためにも、ぜひ知っておいていただきたいポイントなのでぜひご覧ください。

ランドセルが傷まないよう置き場所を工夫する

ランドセルを置く際に無理やり押し込んだり、上から圧力がかかったりするような置き場所はランドセル自体が傷んでしまうので避けましょう。

特にランドセルの中に荷物を出し入れする大きなポケット=大マチは上や側面からの圧力で変形しやすい部分です。

ランドセルに負担がかからないよう、余裕のあるスペースを確保できる置き場所を選んでください。

また、身長の低い低学年のうちはお子さんへの負担も考えて、重たいランドセルを高い場所にあげなくてもいいような工夫もあるといいですよ。

ランドセルラックなどに高さがあると、持ち上げて片付けようとする際にバランスを崩して高い位置から重たいランドセルごと落下する恐れがあります。

お子さんがケガをしたり、ランドセルが破損する原因になったりするので注意しましょう。

兄弟がいる場合は一緒に収納するか別々に用意するかも考える

同じ時期に小学校へ通うお子さんが2人以上いる場合、ランドセルラックなどの購入時は別々に置き場所を作るか、一緒に置けるものを購入するか考えておきましょう。

販売されているランドセルラックの中には、2個以上ランドセルを置いておけるものもあります。

ただし、学用品もランドセルラックにまとめて置いておくならさらにスペースを確保しなくてはいけないので、それなりに大きなものを購入する必要があります。

お子さん一人ずつに専用のカラーボックスを置いてスペースを作ってあげるのも、おすすめですよ。

それぞれ好きな色を塗ったりリメイクシートなどで簡単にDIYしてあげたりすると、愛着が湧きますし自分のスペースがわかりやすくなります。

お子さんたちの行動パターンや性格なども考えて、納得して片付けたりケンカしたりしない方法を見つけてあげてください。

お部屋のインテリアにもマッチするものを用意する

ランドセル置き場がお子さんに取って効率のよい場所だったとしても、乱雑にみえたり部屋にあっていない家具を置かなくてはいけなかったりするのは、親御さんにとってストレスの一因になる可能性もあります。

毎日使うものですからお部屋に合った収納場所や方法を考えながら、家族みんなが快適に生活できるものを購入するのも重要なポイントですよ。

お部屋のインテリアに合わせて、シンプルなものやおしゃれなランドセルラックを探すなど工夫しましょう。

今回は小学生のお子さんを持つご家庭のランドセル置き場についてのアイデアもいくつか紹介しました。

お子さんの性格やランドセルを置きたい場所のスペース、お部屋の雰囲気などにあわせてご自分で棚や机をDIYされている方も多いので参考にしてみましょう。

ランドセル置き場は親御さんもお子さんも使いやすく、暮らしやすくなるように考えながら決めてください。

ランドセルの置き場は子供の動線と準備の楽さが重要

結論として、ランドセルの置き場所はお子さんの帰宅後の動線を考えて決めてあげると、自分でしっかり片付けられるようになります。

また、明日の準備がしやすいよう近くに教科書や文房具がある場所を定位置にするとベストですよ。

子供部屋以外の場所に置く場合は、ランドセルと学用品がまとめて置いておけるラックやカラーボックスなどを用意すると便利です。

ARTIFACT(アーティファクト)のランドセルは学習机の横などにかけておけるフックや、横置きや縦置きで収納したときにしたときに取り出しやすい持ち手がついているので片付けも安心ですよ。

ぜひ、全国のショールームや最新カタログなどで充実した機能やデザインをご覧ください。

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