ランドセル選びは年中さんから始めよう!2024年入学者向けの失敗しないラン活スケジュール
目次
ラン活の準備は年中さんのうちに始めて、年長さんに上がった春にすぐ動きだすのがおすすめです。
ランドセルメーカーや工房の最新カタログの配布は年中さんの1月頃から始まりますし、4月~6月はランドセル展示会の開催がピークとなるので、人気のモデルは年長さんの夏には完売してしまう可能性があるからです。
今回はラン活に乗り遅れないためのおすすめスケジュールと、失敗しないでランドセルを選ぶためのポイントや最新情報を紹介していきます。
そろそろラン活を始めたいけど、何をどうしていけばいいのか分からない方もぜひ参考にしてください。
全体の30%以上が年中さんからラン活をスタートしている
初めてのお子さんで小学校入学を控えているなら、ランドセル選びはいつから始めたらいいのか疑問や不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
2021年度に小学校へ入学したお子さんを持つ親御さんを対象にランドセル工業会が行ったアンケート結果によると、ランドセル選びの検討を始めた時期は年中の12月~3月という方が全体の32%でした。
引用:ランドセル工業会
1/3の方が年中さんの冬から春にかけて、ラン活をスタートさせているとわかります。
また、ランドセルを検討した結果、実際に購入した時期は年長さんの5月~8月に集中しており、夏過ぎには手に入れている方が多くなっています。
各ランドセルメーカーでは最新モデルのカタログを毎年1~2月頃に配布開始し、4月~6月は展示会のピークを迎えます。
人気の高いメーカーやモデルは展示会が終了する夏前には完売してしまうこともあり、早めに動く方が増えていますよ。幅広い選択肢から確実に希望するものを手に入れたいと考えるなら、やはり年中さんから準備を始めて、展示会が終わる頃には購入するランドセルを決めておくのが無難でしょう。
年中さんから始める!ラン活に乗り遅れないおすすめスケジュール
これからランドセル選びを始めようとお考えの方に向けて、どのタイミングで何をしたらよいのか、年中さんから始めるおすすめのラン活スケジュールをご紹介します。
年中さんの間に準備をしっかり行い、年長さんになったタイミングですぐに行動できるようにしておくのがベストですよ。
[年中さんの夏~12月頃]気になるメーカーのチェックやカタログ請求
初めてのラン活なら、まずは各メーカーそれぞれにどんな特色があるのか、デザインやカラー展開などはお子さんや親御さんの好みにあっているかチェックしておきましょう。
各メーカーで新年度のカタログ請求の予約は、前の年の秋(9月~11月頃)から受付を開始します。あらかじめ予約をしておけば、カタログ配布時期に入ったタイミングで自宅へ郵送してもらえますよ。
カタログ請求は無料なので、気になったメーカーはまずカタログ請求の予約を申し込んでおくといいでしょう。
[年中さんの1月~3月頃]購入したいランドセルの候補を絞る
年中さんの1月以降には、予約をしておいた各メーカーから新作カタログが届きますよ。カタログやメーカーのホームページなどを参考に、次は展示会で実際に手に取って確認したいランドセルの候補を絞っていきます。
メーカーによってはランドセルに使われる生地のサンプルを一緒に送付してくれるところもあります。色や質感は実際に見てみないとわからない部分でもありますので、可能であればあわせて申し込んでおきましょう。
ランドセルのタイプ別おすすめ一覧をまとめたページもご覧ください。
[年長さんの4月頃~夏]ランドセル展示会で実際に手に取って確かめる
例年、4月頃からランドセル展示会がスタートします。まずはカタログなどを見て絞った候補を実際に目で見て確かめたり、お子さんに背負い心地を確かめてもらったりできる展示会の日時を確認しましょう。
ただし、2021年度はランドセル展示会も新型コロナウイルス感染予防で完全予約制のところが多くありました。2022年度も感染状況に応じて予約制になる可能性もあるので、早めにメーカーのサイトやSNSをチェックして、足を運びたい展示会には早めに予約を申し込むなどしておくと安心です。
今年度のアーティファクト公式ランドセル展示会は残念ながら終了してしまいましたが、来年度検討されている方はぜひご参考にご覧ください。
[年長さんの夏~]ランドセルを購入する
実際にランドセルを決定して購入するのは、夏までがおすすめです。理由として、人気の商品は夏までに完売してしまうこともあり、いざランドセルの購入を決めても手に入らないことがあるからです。
せっかくランドセルを比較検討したり、お子さんの希望にあわせて決めたりしても実際に買えなかったらがっかりしてしまうので、在庫状況にも注目しながら早めに行動しておきましょう。
ただし、あまりに早いタイミングで年中さんのうちに購入してしまうと、お子さんの好みが変わったり、6年間の保証が途中で切れてしまったりする可能性があります。
年中さんのうちに準備をしっかりと春までにしておけば、年長さんの夏までの購入なら十分希望にあったものを購入できますのでスケジュールを参考に動き出してみましょう。
ランドセル選びで失敗しないためのチェックポイント
ランドセル選びはカタログやホームページで調べているうちは、まず目につくのがデザインやお子さんの好きなカラーでしょう。もちろん、6年間大切に使ってほしいのでお子さんや親御さんが納得して気に入ったものを選ぶのが一番です。
しかし、実際に購入してしまってから「失敗した!」後悔することのないよう、以下の4つのポイントだけはしっかりチェックして候補を絞ってください。
ラン活の初期段階でぜひ確認してほしい点を、くわしく解説していきます。
予算
ランドセルは安いものは1万円から、高いものは10万円以上と価格には大きな幅があります。ランドセル選びを始める際には大まかな予算をまず決めておくと、候補を絞りやすくなりますよ。
2021年度のランドセル購入者の平均相場を参考にすると、55,339円でした。
引用:ランドセル工業会
ただし、購入した価格帯の割合を見ると、有名メーカーの最新モデルや工房系のランドセルも選べる65,000円以上がもっとも多くなっています。
ランドセル選びで注目すべき素材や背負いやすさをはじめ、丈夫さや保証面を考慮しても50,000円以上を予算に考えておくのがオススメですよ。
色やデザイン
色やデザインは基本的に、お子さんの意見を優先させるのがベストです。お子さんが自分で選んで気に入ったランドセルなら、6年間ずっと大事に使ってくれるでしょう。
ちなみに、2021年度の人気カラーランキングをチェックすると、男の子は黒がトップ、女の子は赤を抑えて紫・薄紫が1位という結果になっています。
引用:ランドセル工業会
とくに女の子はカラフルなランドセルが定番化しており、中には白や黒などを選ぶお子さんも珍しくありません。
ただし、デザインや色は将来的に飽きたり、高学年になって恥ずかしいと感じたりしないかを、親の目線からも一緒にチェックしてあげるべきです。年中さんからカタログをチェックし、年長さんになってすぐに展示会でランドセルを決めるとなると、お子さんは5~6歳の好みで12歳になっても使うものを選びます。
幼いうちは男の子ならキャラクターものを、女の子ならラインストーンや刺繍がたくさんついたお姫様のようなデザインを選びたがるかもしれませんが、10歳を超えても好みが変わらない子は少ないでしょう。もちろん、お子さんには自分が10代になったときのことを想像するのは難しいでしょうから、親御さんがしっかりサポートしてあげることが大切です。
素材
ランドセルには、主に以下の素材が使われています。
価格や耐久性などを比較しておすすめしたい素材は、クラリーノです。クラリーノはクラレが開発した人工皮革ですが、天然皮革にも劣らない美しい光沢とお子さんの負担を軽減する軽さが自慢です。
毎日の登下校で雨や雪にさらされても強い耐水性や、万が一汚れたとしても中性洗剤を薄く含ませて水拭きができるので、色褪せやくすみを防止してくれます。
アーティファクトではすべての製品に、高品質のクラリーノを使用していますよ。
背負いやすさ
ランドセルは、背負いやすさも重要なポイントです。小学校で使う教材は大きさや量も増え、毎日お子さんは5キロ以上のランドセルを背負って登下校しなくてはいけないことも。
ランドセル自体が重くないものを選ぶのはもちろんですが、実際背負ったときの負担は肩ベルトや背面への工夫で軽減できます。
たとえば、肩ベルトが立ち上がっており、左右が可動式になっているものを選べば、ランドセルの重さがお子さんの肩にすべてかかるのを防ぎます。
また、背面や肩ベルトのクッションに厚みがあってムレにくく、長時間の登下校時間も快適に背負っていられるランドセルだと、身体へのフィット感も増して重さを感じにくくなります。
ランドセルの重さで小学生のうちから肩こりや腰痛に悩むお子さんも増えているので、背負いやすさへの機能がしっかり充実しているのかを確認しておきましょう。
アーティファクトのランドセル展示会は毎年4月からスタート!
アーティファクトでは2024年度新作カタログの請求予約を、2022年9月から開始しています。
カタログはお申込みから1~2週間でお送りしていますので、気になった方はぜひお申し込みください。
また、アーティファクトの新作ランドセルを実際に手に取ってご覧いただけるランドセル展示会や、ポップアップショップのオープンは例年通りなら4月からスタートしています。
アーティファクトは「後ろ姿に、感性を。」をコンセプトに、お子さんの唯一無二の個性を引き出す芸術品のようなランドセルをラインナップしていますので、ぜひご検討ください。